父は超能力者です。 | |
これは、とらの父親の話である。父は小さい時から人が無くしたものを見つけるのが得意だったらしい。小さなものから大きなものまで、まるで見えるかのように無くしたものがどこにあるかを言い当てるため、ご近所では有名なこどもだったらしい。生まれつきというより、3歳くらいから人のことが気になって、気になってしょうがない、集中して色々と考えるうちに見えないものも見えるようになったんだとか。自覚したのは3歳というから驚き。大きくなるにつれて、災害や事故・・・といった大きな事も予測できるようになった。警察に協力して難事件を解決したこともある。 剣道をしていたこともあり17歳くらいの時、精神修行のために・・・恐山の御坊さんも入らないところで一人で飲まず食わず数ヶ月過ごしたそうだ。そこでは目を閉じると、まるで地獄絵のような風景がひろがり、数え切れない人魂がおそってくるのだとか。それをどのように乗り越えたのかは理解できない。けれど、それが霊力(?というのだろうか)を最大限に引き出したらしいということは、なんとなくわかる。 いかなる時も「平常心」でいることを、いつも言われていたが、未だ修行中、父のように過酷な状況を味合わないと習得できないのではと思うこともある。・・・こういう考え方が甘いと言われそうだ。 《命の恩人》 《火事》 昔、タロットカードやトランプ占いというものが流行ったが、あれはただの道具にすぎない。「わかる」時は、カードが手元になくてもわかる。カードや水晶は、自分の意識を集中するための道具なのだろう。だから自分と相性があえば、何でもいい。プリンカップでもいいかもしれない。 営業をしていた頃、お客さんにトランプ占いをしたことがある。最初は恋占いだった。へぇ〜〜、相手もまんざらじゃないなぁ。相手のことをもっと詳しく見てあげようと、カードに念を送る。決して真剣ではなかったのに、目の前に家のようなものがうつった。「ん?なんだこれは?」どんな人なんだろう・・・女の人がうつった。次のシカードではおんなの人が寝ていた。黄色いふとん?次から次からイメージが出て来て、混乱しはじめた。訳がわからなくなったので、見たままをその人に告げた。そうしたら、彼の家ではお母さんが病気で寝ていて、そばに黄色っぽい花瓶が置いてあった・・・そうだ。 《隔世遺伝》 小さい頃から磨いてないとモノにするのは一苦労・・・だと父も言っていた。何しろ、それに費やしてきた時間がものをいう。1号に「右脳・・・」をしていることを知った父は「はぁ〜、面白いね。でも、自分が興味を持つことが一番さ。」そう、そのとおり。本人が興味を持たなければ全く意味のないお話。保育園に通っていた時に、先生を震えさせるような予言をしていた1号。隔世遺伝があったとしても、あんなに怖がりじゃ無理かな・・・。 今や、右脳〜〜を唱えてきた七田真先生はちょっと路線が違ってきた。でも、ヒーリングとやらはできると便利だよなぁ〜。けがや病気を自分の気で直すことができるなんて、右脳を開けばぜんぜん夢じゃないんだよね。なんか、X−MENみたい。 |
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