絵本と右脳教育
 

絵本の感想など

2002年10月 1日   ももたろう
おとぎばなしはイロイロな出版社から、それこそアニメスタイルのものまで出ていますが、私は福音館書店:松居 直 文:赤羽 末吉 画 のものをオススメします。
松居さんの旨みのある日本語と、赤羽さんの力強くタッチと優しい色合いの独特の雰囲気が妙にマッチしていて、懐かしい感じの「ももたろう」になっています。

特に、「もも」の様子を語るところ、おにがしまへ行く様子、おにの様子・・・どうしたら、こんな言葉を使えるかしらと思うような、魅力あふれる表現がたくさん出てきます。昔話を語ることがあったら、こんな語り方を真似してみようと思う一冊です。

こんな気分になれるのも、確かな実力があればこそで、お二人は数々の功績を残しています。松居さんは世界絵本原画展BIB国際審査委員を2度経験後、1981年にスロヴァキア共和国文化省から「BIB特別功労賞」を贈られました。また赤羽さんはこの作品でサンケイ児童出版文化賞を受賞。他にも様々な賞を受賞しており、それらの業績をたたえられ1980年度アンデルセン賞・画家賞を受賞しています。
「スーホの馬」でも、おなじみの赤羽さんです。



2001年10月16 日(火)   いないいないばあ


もう、定番中の定番でいまさら説明するまでもありません。もしもお宅に赤ちゃんがいて、この本がないとしたら、これだけは図書館から借りるのではなく、買って手元においたほうがいい!とおすすめるる本のひとつです。なぜなら、こんなに読み手を興奮させる本はないと思うから、そして赤ちゃんとのコミュニケーションに一役も二役も買うこと間違いないからです。
本の内容は単純。「いないいないばあ」の繰り返し。色々な動物が出て来て、(読んでもらっている)赤ちゃんにいないいないばあをします。それは、まるでお母さんがやってあげているのと同じです。それだけのことですから、それじゃ、自分でも作れるじゃない!そう思うかもしれません。絵本というものは、絵が語ります。絵をみてみましょう。とってもほのぼのする絵で赤ちゃんに安心感を与えます。すんなり絵本の世界へ入っていくことができるのです。これが一番大事!!この絵に会いたくて何度も何度も見せてって要求されることでしょう。小学生になった1号がいまでも大切にしている絵本です。



2001年10月 15日(月)   おじさんのかさ
佐野 洋子 文・絵
実は、絵本としては借りるだけで、持ってはいないのですが、1号の1年生の国語下の教科書に載っていました。うわー、佐野洋子さんだ!ラッキー・・・よく1号が小さい時に図書館から借りたものだ。ということで、今度は2号に読んであげることにしました。お兄ちゃんは勉強していて、その後ろで2号に読んでいました。
大好きなかさを開くのがもったいなくて、おじさんは雨が降ってもかさを開こうとしなかった〜でも、子供たちがあんまり楽しそうに歌うので、おじさんはかさを開いてしまう・・・というお話です。
「とうとう、おじさんはかさをひらいていました。」
すると、1号が指摘!違うよ!「ひらいてしまいました。」だよ〜〜〜!
「本当だ。ごめん。」
密かに覚えていたんだな?ヤツめ(笑)

このお話、こういうことってあるよなぁ〜と思ってしまいます。食わず嫌いとか、宝の持ち腐れとか、そういう言葉を思い出しますが、とても心が温まるお話です。



2000年11月 1日(水)   ぐりとぐらシリーズ
「ぐりとぐら」シリーズ
ぐりとぐらのねずみの兄弟のお話♪
子供だけじゃなく大人も何かホっとする絵本です♪
しょうちゃん 2000/07/29土11:20 [34]

返信 そうそう!
グリグラ、シリーズは どれもイイね〜
ウチにあるのは ホットケーキの話し
美味しそうなケーキに 思わずお腹が鳴るわ(笑)
ちょこぼ 2000/08/23水02:54 [38]



2000年10月31日(火)   たびだち
吉田遠志
これは、動物が出てくる絵本シリーズ10巻あるうちの10番目の本。
ベネッセからでていて、普通の書店では見かけない絵本です。

「たびだち」はその名のとおり、家族から独立し旅立つ若いライオンの物語。
いままで、おなかがすいても、こわい相手にあっても、みんなで力を合わせて
乗り越えてきたのに、これからは、自分だけで生きていかなければいけません。

動物の生き生きした表情や、
躍動感を感じさせる画風はみごとなものです。
横長のスペースをいっぱいに使って、アフリカのダイナミックな自然を描き、
広さ、高さを表現しています。そんな奥行きの深さがあればこそ、
独り立ちするライオンの「孤独」や「決意」などが、浮き彫りになるのでは
ないでしょうか。



2000年10月31日(火)   おおきなきがほしい
さとうさとる ぶん・むらかみつとむ え
私は、小学生の時から、このお二方の大ファンでした。
4年生くらいの時、図書館で読んでたまらなく欲しくなり、
ついに買ってもらった日は、夢中で読んでるうちに夜が明けてしまいました。
その時の「誰も知らない小さな国」は赤い表紙で、ちょっと分厚い文庫本でした。
今でもあの時の本の匂いを忘れることができません。
子どものころは、いつもコロボックルと一緒でしたし・・・。

生協の共同購入で、絵本も売っているのですが、
この本を見かけた瞬間ドキドキして、とても一週間先のお届け日まで
待っていられそうもないので、すぐに家を飛び出し、
本屋さんを片っ端に探して歩きました。

佐藤さんの物語には、村上さんの絵!!
そうそう、これだよねー。久しぶり・・・・
感極まる再開を果たして3ヶ月、まだ息子たちには
読んでいません。だって、これは私の本。

感想をひとこと。
「まてばしい」を植えたいなぁ。
とら 2000/09/29金10:49 [42]



2000年10月27日(金)   大千世界の生き物たち
スズキコージ さく
この本は、スズキコージさんが、子供のころから自分のまわりにいる
不思議な生き物について、紹介してあります。
はっきり言って、71ページもあり、字も小さいし、漢字はいっぱいだし、
言葉の使い方は、大人向けの本です。
・・・で、ありながら、なぜか1号は毎日30ページほど読むでしょうか。
この本に出てくる「おばけ」は本当にいそうなのです。
そういえば・・・、と思い当たるところがあって、
そうか、あの時はアレがいたのか・・・と妙になっとくしてしまいます。
怖がりな1号は、「ボルボル」にボール取られた!とか、
さっき「メトロウマン」がいたよ。とかって、興奮しながら訴えてきます。

しかし、この本・・・普通の本屋さんには置いていません。
絵本専門店や、ちょっと風変わりな本屋にはおいているでしょう。

「大千世界の生き物たち」スズキコージ・架空社・1900円



2000年6月21日(水)   そらまめくんのベット
アザミも、図書館で、ストーリーテーリングをやってます。
なかなか、覚えることが、出来なくて、大変なんです。
今回、丁度七夕の日に、小学校の長休みに当たっておりまして、
まだ、1ぺーじょも、覚えていない状態です。

今、お気に入りは、《そらまめくんのベッド》なかやみわ作です。
とっても、気持ちが、優しくなれる1冊です。
いずれ、ストーリーテーリングで、やってみたい本です。
また、時間を見て、どんな本があるのか、勉強に来ますね。
まだまだ、いい本に出合いたいアザミです。これからもヨロシクね。
アザミ 2000/06/21水15:29 [28]

保育園ではこの本が人気でした。ソフトカバーからハードカバーに出世した「こどものとも」の一冊です。月刊でソフトカバーが届いた時に、早速お気に入りで毎日読んでいましたが、あっというまにハードカバーになりました。それだけリクエストが多かったんでしょう。(とら)



2000年6月14日(水)   真夜中のだいどころ
モーリス・センダック さく
こちらにも書き込み♪
もう大きくなってしまったうちの子達、思い返してみると・・
何度も読まされた本はいろいろあるけれど、思い出したのは
モーリス・センダックの「真夜中の台所」
図書館で本を何度も借りました。
その後、本を買わずに何故かビデオを購入
これも何度も見ていました。
でも、本の方が好きだったみたい。お気に入りのシーンを
すぐに見られるからね。

センダックのもので、「かいじゅうたちのいるところ」
これもお気に入りでしたね。

思い出したら、また書きに来ますね。
ひろまま 2000/06/14水11:07 [26]
2000年5月22日(月)   こんとあき
林朋子 さく
好きな人はきっと多いとおもいます。
でもうちの1号は、この本を読みそうなタイプではないです。
たまたま、おじいちゃんから図書券をもらって、好きなのを選ばせよ
うと本屋に連れていきました。そして、選んだのがこれ!わたしは
てっきり、車の本だと思っていました。いつも車の本が欲しいって言って
いたし、トミカのミニカー2000年版もでたことだし、今回は本当に
好きな本でいいよって言っていたのだから、びっくり・・・。
「本当にこれでいいの?」って何回も聞いてしまいました。
1号は、特別な思い出があるようでした。きっと保育園で読んでもらって
気にいったんですね。なんだかうれしくなってもう一冊いいよって言うと、
「メイシー」を選んでました。二冊でちょうど2000円(カード2枚)
お釣は出ないので、いい買い物でした。



2000年4月22日(土)   エルンスト
「なっちゃん's LAND」のnanaoです。
オススメ絵本を書きにきちゃいました。
私と娘のコレ!は『エルンスト』。リブロポートだったかな。
絵柄がとお〜てもキレイで、色のパッチワークみたい。

なぜ、コレかといえば、娘が最初に「丸暗記」しちゃった本なんです。
5歳〜6歳くらいのときだったかな、寝る前の読み聞かせにしたら、
もう何十回と繰り返し、読まされて。
毎日、聞いているうちに、覚えてしまったんですね。
ある日、夫の友人夫婦に、ソラで読んで聞かせているの。
これにはビックリしました。

というわけで――あら、オススメ本というよりは、親バカぶりを
披露する話になっちゃいました。すいません。<(_ _)>

nanao メール URL 2000/04/22土19:54 [18]



2000年10月18日(水)   おばけのてんぷら
せなけいこ さく

うちの子はなぜかこれが好き。うさこがてんぷらを揚げているとにおいにつられて入ってきた
おばけを誤っててんぷらにしてしまいそうになる。でもなんとか逃げ出して・・というお話。
図書館で何度も何度も借りて、ついに買わされてしまった本です。せなけいこさんの本なの
ですが何かひきつけられるものがあるみたい。おばけがとってもかわいい。
せなけいこさんの絵本っておばけものが多いですよね。
ぴよ 2000/04/13木21:50 [13



2000年4月12日(水)   おかあさんだいすき
マージョリーブラック ぶん・え/岩波のこどもの本
「おかあさんだいすき」の中の「おかあさんのたんじょうび」は、おかあさんの誕生日に何をあげたらいいか悩む少年ダニーが、森の友達に相談したところ、とっても素敵な贈り物をみつけるというお話なんだけど。なんていいはなしなんだ〜。これにでてくるクマみたいな人がまわりにいてくれたらいいな。第三者の力っておおきいよね。(私もそうありたい・・・自信ないけど)
とら 2000/04/12水06:00 [12]



2000年4月8日(土)   ラチとライオン
マレーク・ベロニカ ぶん・え とくながやすとも やく

この本知ってる?
息子に読んでいるうちに私の方涙が出てきてしまう‥‥

ちょこぼ 2000/04/08土02:33 [5]

解説してみよう
弱虫の男の子の元へ
ある日、ちいさなライオンがやってきた。
ライオンは、ラチが強くなるようアドバイスをしたり
励ましたりするうちラチにとって最高の友達になる。
しかし、ラチが弱虫でなくなった時別れがやってきた。
1通の置手紙を残して
ちいさなライオンは何処かの弱虫の元へ・・・

ううっ、タイプしてるうちにも涙がぁ
(省略・・・返信の返信)
せつないよねぇ
ただでさえ感情移入しやすい私はラストには
本を読む声がふるえてしまう(笑)
何度読んでも そんな調子。
絵本ってスゴイ!
ちょこぼ 2000/04/09日00:21 [7] (以上掲示板より)



2000年4月21日(日)   いっぽんばしわたる
五味太郎 さく

五味太郎さんを知ったのは、今から20年も前のこと。初めて読んだ本は
「いっぽんばしわたる」で、「なんだ?この本?」という印象がでした。
ぽつっぽつっと“妙な絵”と“意表をついたことば”の連続でおもいっきり
笑ってしまいました。この感動は当時の思い出とともに今でも宝物です。
絵本を集め出したのもこのあたりからだったと思います。

(返信) 五味さん初体験は‥
私の場合は10年くらい前かな。
題名忘れちゃったけど、ことわざをひねったやつ。
絵本とはいえないかな。辞典のコーナーにあったから。
それから「さる・るるる」とか大人向けに絵本について語ってる本とか‥

独身時代、お金にこまって持ってた本、ほとんど売っちゃったから
題名覚えてなくてごめん。
ムンムーン 2000/04/21金11:19 [15]
絵本の目次

 
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